子供の頃は、誰にでも「憧れのスター」がいて、そのスターの真似をしていたはずです。
音楽大好き人間の筆者は、サラリーマン時代 お洒落ジャズメンの真似をしていました。
ロックアーティストの場合、ちょっと派手なのでビジネス向きではない場合が多いようです。
今回は、スーツの着こなしなカッコイイ音楽アーティスト を掲載しますので、次のチェックをしてみましょう。
【ポイント】
- サイズ感はどうか?
- 他アイテム(ネクタイなど)との色使い・バランスは?
- 全体のシルエットは?
ジャズ・レコード・ジャケットに学ぶ
ジャズ・レコードのジャケットには、スーツを素敵に着こなしているシーンを使っているケースが多い。ジャズ・アーティストは、かつてファッション・リーダーだったはずだ。
リー・モーガン
現代のデザイナーにも影響を与えている リー・モーガン。
アルバム『Here’s Lee Morgan』『Expoobident』のジャケットでのリー・モーガンは、長身のスタイルを活かした完璧なスーツスタイルだ。
Vゾーンが狭い アイビースーツ と思う。
『LEE MORGAN』のアルバム・ジャケットは、スーツではなくて、ヘリンボーンのジャケットとコーデュロイ・パンツの組み合わせ。所謂 ジャケパン・スタイル。
何気に、オーソドックではないカジュアル感があるスタイルをアルバム・ジャケットに起用しているのは【粋】だ。
一歩間違うと「ダサい」と思われてしまうネクタイとのコーディネート。流石です!
チャーリー・パーカー
「モダン・ジャズ(ビバップ)の父」とも言われている チャーリー・パーカー
1940年代は、ドレープ・スーツ(袖具リや胸元、裾などの布地に余裕を持たせ、動けば揺れるようなデザイン)と呼ばれるものだ流行っていたそうだ。
マイルス・ディビス
マイルス・ディビズは、アイビー系のスーツを着こなしている写真が多い。若い頃は、ブルックス・ブラザースのスーツを着ていたらしい。
ビル・エバンス
メガネがトレードマークと言われる ビル・エバンス。
セロニアス・モンク
帽子がトレードマークの セロニアス・モンク。
スーツに帽子を合わせるところが 粋 だ。
著名なジャズマン達は、素敵で粋なスーツを着こなしています。
何故、ジャズマンは、スーツ・スタイルの多いのか?という理由は、当時のアメリカのジャズクラブが、出演者に『スーツ着用』を義務付けていただと言われている。(スーツ姿でないとステージに立てなかった。)
この映画で見れるジャズメンは、ほぼ全員がスーツ・スタイルです。
想像ではあるが、「遊び心」のあるジャズマンたちは、自分なりのアレンジを加えて、スーツ・ファッションを楽しんでいたと思います。
現代の中年メンズ世代にとっては、スーツ・ファッションの参考になるはずです。
そして、ビル・エバンスの【メガネ】 セロニアス・モンクの【帽子】 といった感じで、独自のお気に入りアイテムに拘ってみるのも面白いはずです。
そして、趣味のひとつとして 『ジャズを聴く』を加えてみてはいかかでしょうか?
「おじ様!趣味は何ですか?」
「ジャズです!(カッケー)」
いかが?
『アルバム・ジャケットのカッコよさ!』
音楽とファッションというものは深い関係にあり、もっともっと勉強する必要がありますね。
スーツが似合うロック・アーティスト御三家
ロック・アーティストのアルバム・ジャケットでスーツ姿は少ない。
この3名は、スーツが似合う御三家 と言い切って間違いないだろう。
ここは、YouTube を掲載しておくので 時間がある時に御覧ください。
デビッド・ボウイ
世界の音楽業界での ”ファッショニスタ” と言えば? やはり デビッド・ボウイ でしょう。
デビッド・ボウイの功績を今更語る必要もないが、あのレディ・ガガ様でさえ「私のキャリア全てがデヴィッド・ボウイへのトリビュートである気がするの。」と語っているほど、数多くのアーティストにも影響を与えたレジェンド。
音楽家であり役者であり起業家でもあったデビット・ボウイ
そして親日家であったデビッド・ボウイ
デビッド・ボウイの様々なエピソードは別途投稿するとして、、、。
山本寛斎さんは『ジギー・スターダスト』当時の衣装を手掛けていたのも有名な話.。
ジャン=ポール・ゴルチエもインスピレーションを受けていたと発言している。
格好いいスーツの着こなすMVをご紹介します。
あらゆるスーツを着こなすデビッド・ボウイは、実に格好いい!
ブライアン・フェリー
ロキシー・ミュージックやソロ活動で有名な ”伊達男” ブライアン・フェリー。
”ダンディズム”という言葉が似合いロック・アーティストだ。
ポール・ウェラ―
『ザ・ジャム』~『スタイル・カウンシル』~ソロ活動で、どのシーンでも お洒落な ポール・ウェラー。
細身のスーツやジャケット・細身のパンツを着こなす達人。
おすすめ
KID CREOLE
私は学生時代に「こんなバンドをやりたい!」と思っていた 最高に好きだったバンド
「キッド・クレオール&ザ・ココナッツ」
アフリカ系のミュージシャンや、マフィアなどの服装としてよく見られた ズートスーツ に身を包んだキッド・クレオールのステージは最高にカッコイイ。
趣味をファッションに取り入れる
何らかの趣味を持っている人には、必ず【真似したい】先駆者がいるはず。
ゴルフでもテニスでも、憧れのスターのウェアーを真似してるでしょ?
映画を観ると、男優のスタイルに憧れるはず。
どんな入口でもいいので、ファッションに興味を持つようにしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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