企業において 社長・役員 部長・支店長 課長・支社長といった管理職・リーダー職(人事権を持っている)の役職を持っている人ほど 外見に気を配るべきです
「リーダーは会社・組織の顔です 客商売 絶対に”見栄え”って重要です」
顧客視点で考えてみると
さあ 問題です
① 野暮ったいスタイルの冴えない営業パーソン
② 洗練されたスーツに身を包んだスタイリッシュな営業パーソン
貴方は どちらの方から 話しを聞きたいですか?
圧倒的に ② と回答する人が多いはずです
私の独自調査ではありますが 外資系の金融パーソンの多くの人は 外見からスタイリッシュという感じを受けます
しかし一方 国内系生損保会社の代理店の社長さんや役員さんは?
「そのスーツ何年間着てるの?作業服?」と言い出したくなるようなスタイルの御仁だらけです
営業トークは
「保険は難しいので 俺のところに任せておけばいいから」
といった感じ(偏見でしょうけど)
形のない商品を取り扱うサービス業や金融機関関係者は
戦略的に営業パーソンの外見を洗練させることによる差別化策
これは重要な営業戦術のひとつ と私は考えていますが、、、
“印象”はファッションでいくらでも変えられる
『人生を本気で変える』がテーマであるコンサルタント先生の投稿には
- 習慣を変える
- 人間関係を変える
- 環境を変える
と必ずと言っていいほど書かれています
キャリアの転換・転職・脱サラ・定年退職
そんな時には『習慣』『人間関係』『環境』は変わるものです
新しい自分の人生の始まりです
自分の『人柄』や『実力』を 自分の望むように短期間で変えることは、まず不可能ですが
● 他者の自分に対する『印象』を変えること
● 今までの自分とは違う 新しい自分を 他者に見せること
この2点を 短期間で しかも簡単に 実現出来ることがあります
古臭いスーツを捨てて 新しい当世風スーツに変えましょう
何歳になっても 新しいことを始める時は 新人です
過去の成功体験や 過去の自慢話 も 役に立ちません
今までの古臭いスーツと一緒に 断捨離しましょう
最高に着飾って カッコよく 新しいスタートしましょう
誰が決めたか分からない『この会社的な”どこを切っても金太郎飴”スーツ』
作業着となってしまった『古びたサイズ感の合っていないスーツ』
駅の改札口から我先にと会社に向かう『ゾンビ族のどぶねずみスーツ』
そんなスーツは 真っ先に捨てましょう!
新しい世界に挑戦するのですから その世界での実績なんてないんです
説得力や信頼性を 見た目でカバーしてもいいじゃないですか
印象操作とは?
言葉遣いや表情、服装、髪形などをコントロールすることで、自分に対する他者の印象を自分の望む方向に管理しようとすること
アーヴィング・ゴッフマンという米国の社会学者が「印象操作」と名付けたそうですが
「印象操作」という言葉は 良い意味で使われていない場合が 多い気がしませんか?
このゴッフマンの研究は 面白くて 本質をついています
① 場の「空気」はどのように形成され どのように人々に共有され、維持されていくのか?
② その中で人々は コミュニケーションを成立させるために どのように振る舞って どんな「自分」を相手に見せようかとするのか?
その研究を通じて
人々はコミュニケーションにおいて、その場にふさわしい「役割」を認知し、その「役割」を演じることによってコミュニケーションを成立させ、社会を成り立たせている
という考え方を説いています
なんとなく 思い当たる節があるでしょ?
人間は皆、演技をしながら生きている
- 会社での自分
- 家庭での自分
- 友人と会っている時の自分
人と接するシーンで どんな時でも 素の自分ですか?
自然と それぞれのシーンの役割に応じた「自分」を演じているはずです
『役者冥利に尽きる』って言いますよね
役者の立場で受け取っているご利益が この上なく極まり有難い
という意味を表します
「役割」に応じた人物像を演じるんだったら 徹底的に演出した最高の役者として 楽しみながら その「役」を演じましょう
社長のスーツがダサい会社は?
新商品・新サービスの発表会で
「本日は これまでにない斬新で革新的な 新サービスを発表します」
とプレゼンを始めた社長が 古臭くてサイズ感が合っていないスーツに身を包んでいたとしたら、、、
プレゼンを聞く姿勢になれない人が多いのではないでしょうか?
今の時代
社長の見た目が ダサくで 野暮ったいのでは 企業のイメージ戦略の足を引っ張りかねないです
つまり 会社の顔である社長がダサいのでは 会社全体がダサいと思われてしまうんです
弁護士先生や税理士先生などの士業の先生も同じこと
”過去の実績云々かんぬん” ”話を聞けばわかるさ” といった がんこジジイの 偉そうな 面白くもない 話しに付き合うくらいなら
若々しくて 今風のスーツやジャケパンスタイルでバッチリきめた中高年メンズの方が「仕事できそう」って思われるんじゃないですか?
依頼人は 先生の過去の実績ではなくて 「自分が大切にされた」ってことが一番重要なんじゃないですか?
先生方も ライバルと差をつけたいのであれば 見た目をアップデートは不可欠です
「俺のスーツは 老舗の紳士服店のオーダーメイドだぞ」
と豪語してもいいですが
大き目の仕立てになっていませんか?
過去の成功体験にしがみついていたら 世の中に取り残されるだけ
良くも悪くも 誰にでも多くの情報が簡単に仕入れられる世の中ですので
何か新しいことを始める時に 事前に多くの情報を入手するでしょう
それ自体は悪いことではないですが 調べれば調べるほど
人によって言っていることが全く違っていて
どちらも正解かもしれないし どちらも間違いかもしれない
と 迷う原因になりがちです
『で?何をすればいいの?』と 大事なところで”最初の第一歩”を踏み出すことに躊躇してしまうことにもなってしまうことになってしまいがちです
結局のところ 覚悟を決めて 行動するのは 自分です
『決断』って 「きめて」「断つ」ことですよね
過去のスーツは捨てましょう!
現状を変えたい 自分を変えたい のならば
まずは スーツ を変えましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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